2010年11月25日

熊森のどんぐり撒布の是非

熊森のどんぐり撒きに関してネット上で結構な話題になってます。
どんな話題かといえば批判が多いよう。

そこでちょっとどんぐり撒きに関して考えてみようと思う。

まず餌付けに関して。
完全に餌付けはダメ。鹿や猿など野生の動物に餌付けをすると大抵はその後何かしらの問題が出てきます。
よほどの絶滅寸前の危惧種の保護などでない限り、餌付けは絶対にするべきじゃない。
しかし緊急避難的なものであればそれはかまわないと思う。
ただし、その国、その地域、その場所の生態系、その場所の植生、などを考えた上の話なら。

基本的に熊をなるだけ殺さないように、つまり山から出てきた熊を殺さずに人間の怖さを教えて山に返す活動なんかは賛成。
山に連れてって放す時に、大声を出す、花火を鳴らす、ゴム弾を撃つなどして、熊が里に下りるとえらい目に合うと学習するようにして放獣する活動なんかをやっている地域も聞く事があります。
ただどうしても手間もお金もかかる事なので全てそうできるわけもなく、またそうする必要もない。
どうしても駆除、捕殺となる場合も出てくる。
問題は増えすぎて食害の出る鹿や一部地域の猿のような状態でなく、絶滅が危惧されている動物ならばなるだけ駆除・捕殺にならない方向で出来ればよい。

という事で熊に一時避難的に餌をやるのは問題じゃない、
問題なのはやはりその土地の植生を考えてない(と思われる)事。
そして害虫の問題。

ニュースでみる限り、撒くドングリはその土地のものじゃないようだし、害虫を殺す処理をしてるとも見えない。
発芽をすればそこの植生を荒らす事になる。
とは言えどんぐりは乾燥に弱く普通に地面に落ちただけでは発芽出来ないらしいが、それでも可能性はある。
またドングリの中に害虫がいれば、他の地域からその地域にいなかった害虫を運んできてしまう可能性もある。

問題点としたらこの辺でしょう。
なんか熊を捕殺するのをひたすら嫌ったり、熊を守るみたいな活動をひたすら嫌ったり、どちらの人もいるんですがそういうことではなく、どっちかに偏るのはどうかと思う。
問題点を整理するとその活動そのものではなく、やり方に問題があるのが見えてくる。

餌不足のクマにドングリ ヘリコプターからまく
富山県で、餌不足で苦しむクマのためにヘリコプターからドングリがまかれました。無事に冬ごもりとなるのでしょうか。

 NPO法人の日本熊森協会では、餌不足に苦しむクマを守ろうと日本全国で餌のドングリを山にまいています。24日は協会が所有する山林に約1トンのドングリがまかれました。
 NPO法人日本熊森協会:「おなかいっぱいになって、ゆっくり冬ごもりしてくれたらと思います」
 協会は、ヘリコプターを使うのは初めてだということです。餌不足のためにドングリをまくのは、2004年と2006年に続いて3回目です。






posted by せいせいせいぶつ at 17:41 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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