2010年12月01日

伝統人形にセミクジラのひげ

伝統人形の修復で使うセミクジラのひげが手に入らず困っているそうだ。
ニュースによると福島県で伝統人形の工房を営む斎藤さんがセミクジラのひげの情報を求めている。

伝統人形の材料には頭に木曾ヒノキ、関節に猫の皮、髪にチベットのヤクの毛など、天然の素材ばかりなのだが、特に入手困難なのがセミクジラのひげ。
人形を動かすバネに使うそうだが、セミクジラは乱獲で37年から捕獲が国際的に禁止されていて、新しく捕獲して手に入れる事が出来ない。

クジラのひげというとバイオリンの弓を思い出すがこんなものにも使われていたのかと驚きます。

独特の男性を持つセミクジラのひげは他の素材では代用できないそうで、有名伝統芸能の文楽の人形制作では水産庁から寄贈され100年分ほど確保できているが、斎藤さんの所では備蓄は10年分ほどしかない。

修復だけなら斎藤さんの代ではもつかもしれないが後進の育成や今後の人形浄瑠璃の維持を考えると10年分では足りないということで、捕鯨の盛んだった地域の役場や博物館に問い合わせたり、訪れたりしている。

これは確かに困った問題ですね。
今後新規には手に入らないのだから、今残っているものを何とかかき集めないといけない。
環境省野生生物課によると、「セミクジラ類のひげはワシントン条約で国際取引は原則禁止だが、種の保存法の規制対象外で国内での譲渡・流通は問題ない」そうです。
どこかで情報があればぜひ伝えてあげてほしいと思います。

求む!!セミクジラのひげ 伝統人形工房 SOS





posted by せいせいせいぶつ at 04:06 | Comment(0) | クジラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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