2011年01月02日

エゾシカの列車事故 北海道

秋からクマの話題が多かったが、シカも近年問題になってきている。
本州もそうだが、北海道はエゾシカが増えていて農林業の被害額が増えてきてるが、今回は列車との事故の話。

北海道でのエゾシカと列車の事故が昨年度、過去最高を記録している。今年度もすでに去年のペースをさらに上回って過去最高更新ペースだそうだ。

列車とエゾシカの事故件数は、昨年度は年間で2029件と過去最高だったんだが、今年度は上半期4月〜9月で763件と昨年度のよりも47件増えて過去最高ペースになっている。
原因は当然の事ながらエゾシカの数が増えていること。

線路沿いにシカ止め用の柵を作るなどの対策も進めているが、それでも事故の増加に追いつかない状況のようだ。


事故件数の推移で言うと
「北海道でのエゾシカによるJR列車支障件数の推移」
平成 5年  293件
平成 6年  294件
平成 7年  501件
平成 8年  479件
平成 9年  622件
平成10年  793件
平成11年  618件
平成12年  691件
平成13年  715件
平成14年  706件
平成15年  852件
平成16年 1113件
平成17年 1249件
平成18年 1311件
平成19年 1474件
データは北海道「エゾシカの保護と管理」より

となっていて、平成7年に500件を超え、10年に793件となってからしばらく横ばい、16年に千件を超えてから急激に増えている。

農林業の被害額で言っても
「北海道でのエゾシカによるJR列車支障件数の推移」
平成18年30億8200万円、
平成19年32億4400万円
平成20年40億4500万円
平成21年50億8200万円
と「順調に」と言うのもおかしいが、増加していってる。


捕獲すればいいじゃないかという人もいるだろうが、エゾシカの捕獲数、つまり駆除数も
「北海道:エゾシカ捕獲数の推移」
15年 60,495
16年 69,708
17年 78,357
18年 71,546
19年 72,956
20年 82,972
21年 (92,015) 括弧は推定値
となっており
今年度は過去最高の11万5千頭を目標に駆除をしている状況だ。


それでもまったく追いついていないと言うのが現状のようだ。
これはこのまま行ってもまったく対策にならないだろう。
シカの生息数コントロールの為にオオカミの再導入なんて話も出てるが、これは本気でオオカミが必要になるかもしれないなぁ。




posted by せいせいせいぶつ at 23:49 | Comment(0) | 鹿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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