2011年01月27日

世界最北のサンゴが北上している

青い海とサンゴ礁は常夏の島の象徴だ。
大抵はサンゴの海というとオーストラリアのグレートバリアリーフや沖縄を思い出す。
しかし日本にはサンゴの群生地は沖縄だけでなくあちこちにある。
そして世界最北のサンゴの群生地は和歌山県の串本町周辺だ。

この世界最北のサンゴの分整地が約50kmも北上しているらしい。
90年代以降の温暖がによる海水温の上昇が原因とみられている。

89年の調査では串本町に隣接するすさみ町口和深が北限だったのが、今回の調査で50kmも北に移動しみなべ町目津崎で確認された。

みなべ町の群生地は小型のテーブルサンゴを主体とするもので、比較的若い群生地だそうだ。
今後成長して大規模な群生地になる可能性がある。

サンゴが北上するのはサンゴの生息域が広がっていい事のようだが、そう単純な話でもなさそうだ。
当然そこに生息する魚たちにも影響があるだろう。
以前に日本の近海で熱帯魚が増えてきていると言う話を聞いた事がある。
となると、だんだんとそこは熱帯魚の生息する海となり、もともといた魚たちはもっと北に移動してしまう。
また沖縄の海は逆に海水温が上がりすぎてサンゴの白化現象がおこり、サンゴ礁が死滅していると聞く。

サンゴの白化現象については、ナインティナインの岡村隆史さん主演でサンゴの白化現象に危機を感じてサンゴの養殖・移植を描いた『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』なんて映画もあった。

沖縄の海ではサンゴが死滅して、日本周辺でサンゴ礁が出来るとなると、生態系がまったく変わってきてしまう。
すぐに有効な対策が取れるものではないが、少しずつでも対策を取っていかないと、そのうち日本の食卓の魚が熱帯魚になってしまうかも。




posted by せいせいせいぶつ at 11:56 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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